ドラッグストアやコンビニ・スーパーなどで購入できるヘアトリートメントオイルの中から、プチプラで、かつオーガニックや無添加にこだわったヘアオイルをご紹介します。
べたつかずサラサラ髪になるヘアオイル、しっとりツヤツヤ髪になるヘアオイルを、使い方や1度に使用する適量、また商品ごとの違いや感想、おすすめポイントも交えてお伝えします。
冬から春に変わるこのタイミングにベタつかないヘアオイルで髪をサラサラにしたり、ツヤツヤにしたりして春を迎えましょう。
ヘアオイルとヘアミルクの違い
ヘアケアアイテムにはたくさんの種類がありますね。
アウトバスアイテム、インバスアイテムに分けられ、アウトバスで使えるヘアケアアイテムにはヘアオイルとヘアミルクがあります。
ここではヘアオイルとヘアミルクの違いをご紹介します。
●ヘアオイルは油分を多く含んでいる。
●油分を多く含んでいることから髪をコーティングしてくれるので、紫外線などの外的刺激から髪を守ってくれる。日々のケアに向いている。
●オイルのテクスチャーで、髪にツヤを与えてしっかりした仕上がりに。
●ヘアミルクは水分を多く含んでいる。
●水分を多く含んでいることから髪の保湿に向いていて、髪のパサつきや切れ毛、傷みのケアに向いている。
●乳液のようなミルクテクスチャーで、サラッとした仕上がりに。
ヘアオイルとヘアミルクでは、水分と油分のどちらを多く含んでいるかによってテクスチャーと仕上がりが異なります。
ヘアオイルは油分が多いので、ツヤを与えて髪をまとめることができますが質感が重たいことやベタつきがデメリットとしてあげられます。
頭皮が汗でべたつきやすい方、髪がペタッと寝ている方はより重くなってしまうので向いていません。
ヘアミルクは水分が多いので、髪のパサつきや傷みを軽減できますが、ツヤが出ずコーティング効果が低いことがデメリットとしてあげられます。
髪がかなり乾燥していてパサついている方は、ヘアミルクだと効果をあまり感じない場合があります。
ヘアオイルとヘアミルクでは好きなテクスチャーで選ぶことも大切ですが、髪質も考慮して合うものを選びましょう。
安くて良いものもある!おすすめのヘアーオイル5選
ヘアオイルはベタつきやすいから苦手、扱いが難しそうだから苦手と感じる方が多いですが、髪のコーティング効果に優れているので髪が傷んでいるほど効果を感じますよ。
付け方を工夫すればべたつくことはありません。手のひらに適量(商品によりますが、2~3滴)をとって両手のひらで伸ばし、毛先を中心にクシャクシャと髪に馴染ませましょう。頭皮にはつけないように気をつけましょう。
ドラッグストアやスーパーで販売しているプチプラヘアオイルを6種類ご紹介します。
ベタつきが少ないヘアオイルもあるので、参考にしてみてくださいね。
あんず油 ヘアオイル 63ml YANAGIYA (柳屋 )
おすすめのヘアオイル1つ目は、柳屋のあんず油です!
このヘアオイルの特徴は4つあります。
↓↓
1、髪への馴染みが良く、髪にうるおいとツヤを与えて髪の広がりやクセを抑える。
2、無添加処方にこだわっていて、植物から得た原料を100%使用。
3、ツヤのある美しい髪に導くだけでなく、ボディケアやネイルケアとしても使えるマルチオイル。
4、みずみずしいあんずの実と可憐なあんずの花を感じさせる香り。
あんず油の最大の特徴は髪への馴染みが良いことです。
ヘアオイルはベタつくから苦手という方が多いですが、このあんず油はベタつきがないので髪馴染みの良さに繋がっています。
口コミでも付け心地が軽い、ベタつきがないから就寝前にも使えるという声があがっていました。
使い方は、髪のパサつきや広がり、熱によるダメージ保護として毎日使用したり、お風呂場でヘッドスパや髪のダメージに集中ケアとして使用したり、全身に保湿対策として使用することもできますよ。
1本のオイルで日々のヘアケアとしてはもちろん、スペシャルケア、ボディケアとマルチに使えるヘアオイルを探している方におすすめです。
こちらは数滴の使用で髪がしっとりします。逆に言うとつけすぎに注意!です。
私の場合は、髪を洗った後の濡れた髪に数滴つけてから、ドライヤーで髪を乾かすようにしています。あんずオイルで髪がコーティングされ、熱から守ってくれます。ほのかに香るあんずの香りにも癒されますよ。
ゆず油 無添加ヘアオイル 60ml ウテナ(utena)
おすすめのヘアオイル2つ目は、ウテナのゆず油です!
このヘアオイルの特徴は3つあります。
↓↓
1、高知県北川村産のゆず種子油を使用。
2、ベタつかずに髪の芯まで浸透して毛先までしっとりまとまる。
3、爽やかな天然ゆずの香り。
このゆず油ヘアオイルは合成香料、着色料、シリコン、パラベン、鉱物油、紫外線吸収剤フリーなので、髪をまとめるだけでなく頭皮への負担も少ないですよ。
使い方は毎日の朝のスタイリング、お風呂上がりの洗い流さないトリートメント、髪のダメージ補修や予防のためのオイルパック、頭皮をキレイに保つ頭皮マッサージとして使うことができます。
中でもおすすめは頭皮マッサージ!
シャンプー前の乾いた頭皮にヘアオイルを馴染ませてから頭皮全体を優しくマッサージして5分ほど置いたあとに髪と頭皮をよくすすいでからシャンプーをしていきます。
口コミでも頭皮マッサージをすると髪がサラサラになった、傷んだ髪がつるつるになったというマッサージで髪質が良くなったという声があがっていますよ。
髪の悩みの原因の1つである頭皮をケアして、髪も頭皮も健康的に保ちたい方におすすめです。
あんず油とゆず油は、使い勝手としては同じような感じです。私の場合は、1本購入するとしばらくもつので、だんだんと他の物を使いたくなってしまって、あんずオイルの次はゆずオイル…という感じで、こちらの記事に紹介するオイルを次から次へとリピートして使っています。
違いとしては香り、かな、と思います。
椿油(ツバキ油)
おすすめのヘアオイル3つ目は、大島椿の椿油です!
このヘアオイルの特徴は3つあります。
↓↓
1、髪以外に頭皮や肌にも使えるマルチオイル。
2、無香料、無着色の天然椿油100%の植物性オイル。
3、独自の精製技術でオイルのベタつきや匂いがなく、酸化しにくい。
他のヘアオイルも使い方が豊富でマルチオイルではありますが、この椿油はさらに使い方が多く、使い勝手が万能であることも特徴の1つです。
この椿油の使い方は髪、頭皮、肌に分けてご紹介します。
【髪】
・毎日のヘアスタイリング。
・毎日のヘアケアに使える洗い流さないトリートメント。
・週1回程度のスペシャルケアとして髪にハリやコシを与えるオイルパック。
【頭皮】
・シャンプー前に健康な髪と頭皮を保つための頭皮ケア。
【肌】
・乾いた手のひらで使うクレンジング。
・肌にうるおいを与えるオイルパック。
・洗顔後に気になる角栓ケア。
・冬の乾燥対策に便利なボディオイル。
・指先まで保湿するハンドオイル。
公式サイトにはこの9種類の使い方が紹介されています。
中々オイルを使い切ることができず、マルチに使えてコスパの良いオイルを探している方におすすめです。
大島椿の椿油と黒バラの純椿油の違い
椿油には発売元の違う2種類のつばきオイルがあり、スーパーなどで並んで置かれている場合があります。上記の『大島椿の椿油』と『黒バラの純椿油』の2つです!
この2つ、とても似ていて、どちらが良いのか迷ってしまう方が多いようなので、違いをまとめてみました。
参考にしてください。
黒バラの純椿油 | 大島椿の椿油 | |
価格 | 47mlで935円(税込) | 40mlで1,439円(税込) |
成分 | カメリア種子油 | カメリア種子油 |
製法 | 高温加熱処理をせずに生の椿油を抽出する「生搾り製法」 | 収穫した種を押しつぶしながら搾る「圧搾法」 |
アットコスメの口コミ評価 | ☆5.1 | ☆5.1 |
容器 | 量の調整がしにくい | 1滴ずつ出しやすい |
使用感 | ・オイルのベタつきがある
・香りがある |
・サラッとしていてベタつきがない
・人によって様々ですが、香りは殆どな無い、無臭と感じる方が多い |
どちらかというと、大島椿のオイルの方がべたつきが少ないように感じます。逆にいうと黒バラのオイルの方がべたつく(保湿力が高い)という感じ。
でも、どちらも大差はないです。どっちにしても、使っていくと丁度良い適量が見つかると思いますので、失敗はないと思います。
アルガニーナ オーガニックヘアオイル
おすすめのヘアオイル4つ目は、モンシャルーテのアルガニーナ オーガニックヘアオイル
です!
このヘアオイルの特徴は3つあります。
↓↓
1、アルガンオイルを配合した洗い流さないトリートメントとして使うヘアオイル。
2、指通りが良く、髪をツヤのあるサラサラヘアーへと導く。
3、ハニーローズの香り。
このモンシャルーテのアルガニーナ オーガニックヘアオイルは他のマルチオイルとは違い、洗い流さないトリートメントとして使うものなので、使い方に注意してくださいね。
このヘアオイルはアルガンオイルを配合しているところがポイントです!
「アルガンオイル」を聞いたことがある方もいると思いますが、モロッコ南西部に生育するアルガンツリーの実から採れる希少な植物油のことでここ数年注目されていてSNSでも取り上げられています。
このアルガンオイルは豊富な栄養素や高い保湿力が含まれているので、スキンケアアイテムにも取り入れられています。
ヘアオイルとして使うと、豊富な栄養素から髪にハリやコシがでて、保湿力から髪のパサつきが軽減する効果があると言われています。
アルガンオイルを好きな方が多く、継続的に使っている方がほとんどです。
アルガンオイルが好きな方や髪のパサつきやハリコシのなさなどあらゆる髪の悩みがある方におすすめです。
上で紹介しました3点(あんず油・ゆず油・つばき油)はマルチオイルなのに対し、このアルガニーナオーガニックヘアオイルはマルチに使うことはできません!
髪に使うものです。
上記3点と比べると、オイル感が少ないです。数滴とはいわず5回くらい手にボトボトに出して髪につけてもベタベタしません。サラッサラになります。(そうは言ってもつけすぎには注意してくださいね)
しっとりというよりもサラサラの指通りのよい髪になります。髪が細くて絡まりやすいかたに最適だと思います!
HIMAWARI ヘアトリートメントオイル
おすすめのヘアオイル5つ目は、クラシエのディアボーテ プレミアムトリートメントオイルです!
このヘアオイルの特徴は4つあります。
↓↓
1、髪の内部と表面からアプローチして、扱いやすい髪をキープする浸透性の良いヘアオイル。
2、髪のダメージ補修をして、ツヤとうるおいを与える。
3、髪表面をしっかりコーティングするから、湿気によるうねりを抑制。
4、心地良いエレガントフローラルの香り。
このクラシエのディアボーテ プレミアムトリートメントオイルはヘアオイルに特化しているので、髪へのアプローチがしっかりしています。
髪のダメージ補修、パサつきやうねりを抑える、髪に水分を与えてうるおいとツヤのある髪に導くヘアオイルなので、これらの髪の悩みがある方におすすめです。
このヘアオイルもマルチオイルではありません。アルガニーナオーガニックヘアオイルと同様、ヘアオイルです。(上記の3点、<あんず油・ゆず油・つばき油>はマルチオイルです。)
このヒマワリのヘアオイルも髪のパサつきが軽減してサラサラにしてくれます。アルガニーナオーガニックヘアオイルと同じような感じです。
ヘアオイルなので使いすぎるとベタつきを感じるかもしれませんが、使用量を少量から使うこと、頭皮ではなく毛先から馴染ませるようにすること、に気をつけて使えば、こちらも指通りの良いサラサラヘアーになりますよ。
HIMAWARIはシャンプー&リンス、トリートメントにオイルと、シリーズで使うとより良いですね。
うねりを抑える効果がありますので、梅雨の時期など、うねりが気になる方におすすめです。
プロミルオイル (ムコタ)
おすすめのヘアオイル6つ目は、ムコタのプロミルオイルです!
このヘアオイルの特徴は4つあります。
↓↓
1、セサミンオイルをベースにした16種類の天然由来オイルを配合したマルチオイル。
2、天然由来の原料の栄養を失わないように低温抽出。
3、ヘアオイルとして使うと髪がしっとりしてツヤが出る。
4、クラシックブーケの香り。
このオイルはお風呂上がりに洗い流さないトリートメントとして使ったり、スタイリングとして使ったり、ボディケアやハンドケアなど、髪以外にも使えるマルチオイルです。
髪に使うと、まとまりとツヤ感がでます。オイルの中では軽い使い心地といえるでしょう。
このヘアオイルは、紹介しました他のオイルと比べると香りが強いように感じます。(クロエの香水のようで好き!という方もいるようですが…)
しかし、お風呂上がりにタオルドライをしてオイルを馴染ませてからドライヤーで乾かすと、時間が経ったからかドライヤーで香りが飛んだからか、香りが気にならなくなりました。
他に紹介した商品と比べるとオイルがドバッとでてしまうのが、少し使い辛いかなと思います、、が、お友達の美容師さんの超おすすめヘアオイルです。
べたつかずサラサラ髪になりたい方におすすめヘアオイル!
6種類のヘアオイルをご紹介した中で、ベタつかずにサラサラになりたい方には『モンシャルーテのアルガニーナ オーガニックヘアオイル』と『クラシエのディアボーテ プレミアムトリートメントオイル』がおすすめです。
モンシャルーテのアルガニーナ オーガニックヘアオイルは、アルガンオイルを配合していることがポイントで、髪にハリやコシを与えて1本1本の髪を元気にしてサラサラヘアを目指したい方におすすめ!
クラシエのディアボーテ プレミアムトリートメントオイルは、髪のダメージ補修、パサつきやうねりなど髪全体の悩みにアプローチしてサラサラヘアを目指したい方におすすめ!
また、モンシャルーテのアルガニーナ オーガニックヘアオイルはハニーローズ、クラシエのディアボーテ プレミアムトリートメントオイルはエレガントフローラルと香りが違うので、ローズ系の香りか心地良いフローラル系の香りか好きな香りで選んでも良いと思いますよ。
しっとりツヤツヤの髪になりたい方におすすめヘアオイル!
6種類のヘアオイルをご紹介した中で、しっとりしてツヤツヤ髪になりたい方には柳屋のあんず油、ウテナのゆず油、大島椿の椿油、ムコタのプロミルオイルがおすすめです。
柳屋のあんず油はベタつきが少ないことから髪馴染みが良く、ウテナのゆず油はオイルにしてはサラッとしています。
大島椿の椿油もサラッとしていてベタつきが少なく、ムコタのプロミルオイルは程よいウェット感になるので、オイルでもテクスチャーが微妙に異なります。
ベタつきが少ないものが良いか、サラッとしているものが良いか、オイルを上手く利用してウェット感を出すか好みの使用感で選んでみてくださいね。
また、この4つのオイルはどれもマルチオイルとして使える特徴もあります。
ヘアオイルとしてだけでなく、ボディオイルとして使う場合もテクスチャーが大切ですが香りも重要ですよね。
柳屋のあんず油はあんずの香り、ウテナのゆず油はゆずの香り、大島椿の椿油は香りは控えめで配合成分による自然の香り、ムコタのプロミルオイルは清潔感のあるクラシックブーケの香りです。
まとめ
こちらの記事では、ドラッグストアやスーパーなどで気軽に買えるおすすめのプチプラヘアオイルを6種類ご紹介しました。
マルチオイル4点、ヘアオイル2点を紹介しましたが、いかがでしたか?
オイルと一括りになっていますが、それぞれ質感が微妙に違ったり、ヘアオイルとして使うものとマルチ使いできるものがあったり、香りもそれぞれでどれも異なります。
自分の好きな質感や使い方のマルチで選ぶのも良し、香りで選ぶものも良し!
頭皮から付けずに毛先から馴染ませるように付けることがポイントなので、付け方に注意して髪を艶のあるサラサラ髪にしましょう。
そしてオイルを上手に利用して綺麗な髪を維持しましょう。
実は、、「髪が綺麗!髪が若い!」と褒めていただくことがよくあります。(笑)
でも、前は髪で実年齢よりも老けて見られたことがありました。(ショック!!)
私がヘアオイルに目覚めたのはその日からです!
お友達の美容師さんにおすすめのヘアオイルを教えてもらい使い続けました。またあまりに高価な物では毎日続けられないなと思ったので、よく行くショッピングモールやスーパーなど近所で手に入るヘアオイルを使ってみようと色々と試しながら使っていたら、お友達に髪を褒められはじめたのです。
プチプラのヘアオイルでも毎日欠かさずに手入れしていれば、髪は健康を維持し、褒めていただけるようになるものなんですね!
今回ご紹介した6点は実際に使ったことがあるもので、どれも良い!と思った商品です。つけすぎに注意して、それぞれに合った最適な量をみつけて、髪を労わりつつご自身もご気分よく過ごされますように。。是非お試しくださいね。
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