東京国立博物館の東洋館地下1階、TNM & TOPPAN ミュージアムシアターで上演されている『江戸城の天守(VR作品)』についての口コミや評判、チケット料金や購入方法、開催日程や開催時間、上演内容やアクセス方法など、概要と楽しみ方をお伝えします。
(VR作品)江戸城の天守の概要
徳川家康によって建てられた「江戸城の天守」は大火に焼かれ50年という短さで幕を閉じました。
江戸城の天守は、当時の棟梁が残したとされている設計図である『建地割図』からも推定されていますが、高さ、規模ともに史上最大で美しい城郭建設とも言われています。
経済的な事情などで再建は難しく、その存在は謎のベールに包まれたままとなっていましたが、約300年の時を経て、東京国立博物館の東洋館地下1階、「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」で、その神秘の空間をありのまま再現することに成功しました。石垣や瓦、金具など100万個を超える部材の一つ一つを、細部にわたるまで高精細に再現して、デジタル化したVR作品は「江戸城の天守」そのものです。
限りなく実体験に近いリアルな世界を巨大スクリーンでお楽しみできますよ。
VR作品『江戸城の天守』
監修:東京国立博物館
作成:TOPPAN株式会社
- 開催場所:東京国立博物館東洋館地下1階『TNM&TOPPAN ミュージアムシアター』
- 上演期間:2024年1月2日(火)~2024年4月14日(日)
- 上演日時:
水・木・金 12:00/13:00/14:00/15:00/16:00
土・日・祝・休日 11:00/12:00/13:00/14:00/15:00/16:00
※所要時間、約35分【各回 定員90名】
※上演スケジュール、定員は都合により変更する場合があります。
- 鑑賞料金:
小学生/中学生:税込300円
高校生以上:税込600円
※未就学児・障がい者とその介護者各1名:無料
※高校生を除く、18歳以上70歳未満の方は、別途博物館入館料が必要です。
- 無料音声ガイド貸出:
本VR作品上映期間中は英語・中国語に対応している音声ガイド機の無料貸し出しを行っています。外国観光客の関心が高い日本の城郭がテーマであることから、貸し出し台数を増やしていますが、数に限りがございます。各回先着15名様に音声ガイド機を貸し出しています。
『江戸城の天守』チケット購入方法!当日券のみ?購入場所は?
開演時間までに、シアター前にある『券売機』でチケットをお買い求め下さい。
当日券のみの販売となっています。
※途中入場は出来ません。
東京国立博物館の東洋館の場所やアクセス方法・入場料は?
東京国立博物館の正面入口から入った「本館」を正面に見て右側にある大きな建物が「東洋館」です。『江戸城の天守』は東洋館地下1階『TNM&TOPPAN ミュージアムシアター』にて上演されます。
住所: 東京都台東区上野公園13-9
開館時間: 9:30~17:00 (金曜・土曜日は9:30~21:00)
休館日: 月曜日
東洋館の入場料:一般 1,000円 / 大学生 500円
※障がい者(付添者1名は無料)、高校生以下及び18歳未満、満70歳以上は、無料です。
※入館の際は障がい者手帳、生徒手帳、健康保険証、免許証など年齢確認が出来る物が必須となります。
※本館の総合文化展(常設展)、東洋館、法隆寺宝物館、平成館常設展のすべてを観賞出来ます。(特別展を除きます。)
※チケットはオンラインでの事前購入がおすすめです。
東京国立博物館アクセス方法:
東京国立博物館の最寄り駅は「上野駅」です。
アクセス方法で一番便利なのは電車です。
【電車】
JR:「上野駅」公園口、「鶯谷駅」南口より徒歩10分
東京メトロ銀座線・日比谷線:「上野駅」、千代田線「根津駅」より徒歩15分
京成電鉄:「京成上野駅」より徒歩15分
※JR「鶯谷駅」は京浜東北線の快速は停車しないので気を付けて下さい。
【バス】
「上野駅入谷口」バス停から出ている、台東区を循環する「東西めぐりん」という路線バスに乗車して「東京国立博物館」で下車すると目の前がもう東京国立博物館です。料金は一律100円です。
【近隣のコインパーキング情報】
『上野パーキングセンター』400台収容/年中無休/24時間/高さ制限2m/各種クレジットカード可
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- 住所:〒110-0007 東京都台東区上野公園1-50(上野駅徒歩1分)
- 料金:30分/税込300円(当日最大料金:平日、2,000円/土・日・祝、3,000円)
※お盆・年末年始の当日最大料金は3,000円になります。
※事前精算機をご利用下さい。出口精算機は現金以外不可です。
【アキッパ】
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城好き必見!『江戸城の天守』の口コミは?
『江戸城の天守』は、徳川家康が幕府を開いた1607年に莫大な費用を投じて建てられました。その後、徳川秀忠、徳川家光の三代で江戸城の天守は築き直されましたが、1657年(明暦3年)江戸の大半を焼いた大火事「明暦の大火」で江戸城の天守は焼失してしまいました。その後、幕閣重臣である保科正之が庶民の救済や災害復旧を優先するべきと主張し、経済的事情により新たに天守が建てられる事はありませんでした。
江戸城の天守(VR作品)を実際に鑑賞された方の口コミを集めてみました。
東京国立博物館へ行ってきました。
東洋館のミュージアムシアターでVR作品『江戸城の天守』を鑑賞。寛永の天守の再現過程が興味深く、「もしも江戸城が現存していたら」を体験できて面白かった。
江戸城跡に行きたくなりました😄#トーハクで江戸城2018 pic.twitter.com/DgSmoP9Cda— iioka (@iiokafukt12) October 14, 2018
凸版印刷がまたやってくれました!江戸城寛永度天守VR。伊豆石からの天守台再現から甲良家の建地割の解説から柱が建っていく様子、寛永寺や日光東照宮から銅瓦葺の解説。さらには打ち出し金具にまでグッと近づき圧倒されます。監修された藤井先生の名前もクレジットに。 これは建物派城好きは必見。 pic.twitter.com/icVnBK5aaS
— 日光81 (@nikko81_fsi) January 14, 2017
「江戸城の天守」VRシアター面白かった。図面で見るより柱や壁を積み重ねていくのを動画で見る方が理解しやすい。 #トーハクで江戸城2018 pic.twitter.com/KtOyRl9wZk
— エルチ (@ElchiCargo) October 8, 2018
東京国立博物館、東洋館のミュージアムシアターで『江戸城の天守』VR映像を観てきました!
すごく精密な動画で、江戸城の外を飛んでいる鳥のような気分になりました。
贅沢を言えば、外側だけでなく城の内側も観たかったな
まぁ江戸東京博物館で観られますけどね╰(*´︶`*)╯♡#トーハクで江戸城2018 pic.twitter.com/WA4vrNby3O— 蒼衣海子@ゴリラ審神者兼ひよっこマスター (@aoiumiko) November 18, 2018
大きなスクリーンに実寸大で表示される江戸城の天守。
天守が明暦の大火で焼失せず、現代まで建ち続けていた場合の経年変化を施したリアルな今の天守の姿が現代の東京の3D地図上に合成されるそうで、、
大奥のドラマファンとしては是非とも見てみたいです!
江戸城の天守(VR作品)の見どころと楽しみ方!
「TNM&TOPPN ミュージアムシアター」は、「バーチャルリアリティで時空を超える」をコンセプトにVR技術で徳川家康が築いた『江戸城の天守』を鮮やかで美しく、その造形美を、スクリーンに映像として映し出します。
超高精細4Kプロジェクタ、300インチの迫力ある大きなスクリーン、専用のナビゲーターのライブ上演により、まるで時を超えてその場所に居るかのような新感覚で優美な『江戸城の天守』を観賞する事が出来ます。
細かなディテールの拡大など、VR作品ならではの新しい楽しみ方ができますよ。
まとめ
戦国時代初期には、戦略家の武将達が防御力を増すために様々な工夫が施された天守を建てましたが、時代が平和な世になるにつれ天守は豪華絢爛で見栄えが良いものへと姿形を変えていきました。
東京国立博物館東洋館で上映されている「江戸城の天守」というVR作品を通して、城主の威厳や、そこから垣間見える歴史の背景、当時の日本の技術で作り上げられた江戸城の情景に強い興味を持って頂けたら嬉しいです。
2024年現在は「皇居東御苑」に高さ11mの石垣で出来た天守台だけが残っています。
民間有志はNPO法人「江戸城天守を再建する会」を2004年に設立し、2代目会長を務める太田資暁さん(江戸城を築いた「太田道灌」の18代目子孫)を中心に、再建に向けて様々な取り組みを行っているそうです。
子どもと一緒に家族で見に行くのもいいですね!
歴史好きになるキッカケになると思いますよ。
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