東京富士美術館の開館40周年記念で『源氏物語(THE TALE OF GENJI)』の展覧会があります。
面白い見どころや関連イベントの『十二単着装実演会』や『富士美茶会』などの開催期間や時間・申込み方法、また割引料金で入場する方法や行き方・場所・アクセスなど概要をお伝えします。
東京富士美術館『源氏物語』の開催期間や入場料・場所など概要
開催期間: 2024年2月24日~3月24日まで
- 前期:2024年2月24日~3月10日
- 後期:2024年3月12日~3月24日
休館日: 月曜日
開館時間:10時~17時(16時30分 受付終了)
入場料:
- 大人 1,500円(割引料金 1,200円)
- 大高生 900円 (割引料金 800円)
- 中小生 500円 (割引料金 400円)
- 未就学児 無料
※割引券をお持ちの方・20名以上の団体・65歳以上の方・東京冨士美術館の公式SNS登録者・着物で来場された方、は割引料金で入場することができます。
※障害者、付添者1名は通常料金の半額で入場可能(証明書を提示する必要があります)
※土曜日に限り、中小生は入場無料です。
場所: 東京都八王子市谷野町492-1
会場: 東京富士美術館 本館・企画展示室1〜4
お問合せ電話番号:042-691-4511
割引料金の条件が多いので、是非、お着物で行かれるなり、SNSをフォローするなりしてお安くお特に入館してくださいね。
ちなみに、『源氏物語』のパンフレットを持参しても割り引きになりますよ。
(パンフレットの下部に割引券が付いています!)
開館40周年記念『源氏物語』への行き方・アクセス方法
東京富士美術館への行き方をお伝えします。
住所: 東京都八王子市谷野町492-1
行き方: 電車とバスを利用。または、駐車場がありますので自家用車でも行けます。
最寄り駅:JR八王子駅・京王八王子駅・JR拝島駅・JR秋川駅
電車とバスを利用して行く場合
【JR八王子駅 北口】からの行き方(3パターンあります)
■始発から12:29までは、西東京バス14番のりばより
- 創価大正門東京富士美術館行き
- 創価大学循環
創価大正門東京富士美術館で下車
■12:31以降は、西東京バス12番のりばより
(ひよどり山トンネル経由)
- 創価大正門東京富士美術館行き
- 創価大学循環
創価大正門東京富士美術館で下車
■西東京バス11番のりばより
(八日町経由)
- 創価大学循環
創価大正門東京富士美術館で下車
【京王八王子駅】からの行き方
■西東京バス4番のりばより
- 創価大正門東京富士美術館行き
- 創価大学循環
創価大正門東京富士美術館で下車
【JR拝島駅】からの行き方(2パターンあります)
■西東京バス3番のりばより
- 工学院大学(高月経由)行き
創価大正門東京富士美術館で下車
■西東京バス3番乗り場より
- 純心女子学園行き
純心女子学園で下車、徒歩10分
【JR秋川駅】からの行き方
■西東京バス2番のりばより
(サマーランド、ひよどり経由)
- 京王八王子駅行き
純心女子学園で下車、徒歩10分
車を利用して行く場合
美術館敷地内に2つの無料専用駐車場(西口駐車場約40台、A駐車場約50台)があります。
高速道路を利用するなら、、
① 中央道八王子インターチェンジ、第2出口より八王子市街方面へ進む
② 国道16号に合流したら、3つ目の信号(谷野街道入口)を右折する
③ 2つ目の信号(谷野町)を右折すると東京富士美術館に到着
展覧会『源氏物語』の見どころはどう?何を展示している?
展覧会『源氏物語』では、第1部~第4部とエピローグの5つのテーマにわけて展示されています。
第1部は物語の場面を絵画化した【源氏絵】を中心として、『源氏物語』を執筆した紫式部にまつわる美術・工芸・文学作品を紹介しています。
それぞれの作品を通して、源氏物語を追体験し、源氏物語の世界を身近に感じられるようになっています。
源氏物語が書かれた平安時代中期の美術や工芸品と共に、模本や再現された装束が展示されているので、王朝文化の一端を観ることができますよ。
第2部では54帖のストーリーに沿って、土佐派や住吉派による画帖・絵巻・色紙形式の作品を中心に源氏絵を紹介!あらすじの解説を随所に織り交ぜて、物語を理解したうえで作品を鑑賞できるように工夫されて展示しています。
第3部では一隻に一場面を大きく描く屏風や、2~3場面を組み合わせて描いた屏風作品を中心とした大画面の源氏絵の名品が紹介されています。また物語を主題とした漆芸品なども紹介されています。
第4部では尾形月耕・松岡映丘・植村松園・安田靫彦らによる源氏絵や、与謝野晶子と谷崎潤一郎による現代語訳本の装丁・挿画などが紹介されています。
エピローグでは現代作家による工芸・文学・漫画などが紹介されており、現代における源氏文化を紹介しています。
私は王朝装束に興味がありますし『あさきゆめみし』も好きなので、かなりこの展覧会は興味があります。
今、NHK大河ドラマ「光の君へ」は紫式部が主人公です!大河ドラマファンも見逃せない展覧会ですね。
『源氏物語』の関連イベントについて
展覧会『源氏物語』に関連した面白そうなイベントが催されていますので、ご案内します。
講座『姫君の空間』&十二単着装実演会ミュージアムシアター
【講座「姫君の空間─御簾の下からこぼれ出る⼥房装束」&⼗⼆単着装実演会】が関連イベントとして開催されます。
平安時代の女房装束の着装を行い、「打出」の再現展示を通して、平安時代の姫君の空間や当時の美意識についての解説を聞くことができます。
平安時代の女性の空間、御簾の下からこぼれ出る色とりどりの装束によって演出されていました、そのしつらいを「打出」というそうですよ。美しいでしょうね。。見てみたいです!
会場・場所: 東京富士美術館/本館 ミュージアムシアター
※当日のシアター上映は中止します
料金: 無料(展覧会の入場料金が必要です)
日時: 2024年2月25日(日)①11:00〜11:45/②14:00〜14:45
※開場はそれぞれ30分前
定員: 200名
申込み方法: 申込不要(先着順です)
富士美茶会
開館40周年記念、源氏物語展記念として、和のスペース【富士美茶会】が新設されました。
こちらでは美味しいお抹茶と季節のお菓子を楽しむことができますよ。
申込みが必要です!
場所: 東京富士美術館 本館 ガーデンカフェ・モネ 和のスペース
料金: 一席800円(お抹茶・お菓子付き)
※ 料金は当日会場入口にてお支払いください。
※ 展覧会の入場チケット(土曜は中小生無料)が必要です。
期間:
2024年3月2日(土)午前10時30分/午前11時30分/午後1時/午後2時/午後3時
※ 所要時間は約30分間
定員: 各回11名
お問合せ電話番号: 042-691-4511
申込方法:
公式サイトの申込みフォームより申し込みできます。→ 富士美茶会 公式サイト
※ 定員に達し次第、申込URL(Googleフォーム)は締切となります。
※ 参加確定者にはメールまたは電話にて個別にご連絡があるようです。
※ 一度に複数名の申込みが可能ですが1テーブル基本2名の為、奇数の場合相席となります。
※ 終了後、畳に上がられて和室の見学をご希望の方は白い靴下または足袋が必要です。
※ 参加費は当日会場入口にて徴収されますので、お釣りのないように。
※ 当日空席がある場合のみ、朝10時より券売いたします。
『源氏文化研究の最前線』ミュージアムシアター+Zoom(ズーム)
『源氏物語 THE TALE OF GENJI ─「源氏文化」の拡がり 絵画、工芸から現代アートまで─』展、開催記念としてシンポジウム【源氏文化研究の最前線】が、源氏絵データベース研究会と美術史学会との共同開催で開催されます。
源氏絵データベース研究会会員による発表とパネルディスカッションなどから、源氏文化の最新の研究成果を明らかにしていくようです。
場所・会場: 東京富士美術館 ミュージアムシアター、オンライン併用(Zoom)
※当日のシアター上映は中止します
料金: 無料(ただし、展覧会の入場料金が必要)
期間: 2024年3月10日(日)13:00〜16:30(開場は20分前)
定員: 200名(美術史学会会員、源氏絵データベース研究会会員120名、一般参加80名)
※会場参加(ミュージアムシアター)の場合、一般の参加者は80名までの定員のようです。
※オンライン参加(ZOOM)の場合は、特に記載がありませんので、人数制限を設けていないようです。
申込方法: ■ 会場参加の場合は申し込み不要。一般参加枠80名は先着順です。
■オンライン参加(Zoom)の場合は公式サイトから、Googleフォームより申込みください。↓
展覧会開催記念シンポジウム「源氏文化研究の最前線」公式サイト
※美術史学会会員、源氏絵データベース研究会会員は会場参加・オンライン参加ともに美術史学会ホームページの申込フォームからのお申込みが必要です。
まとめ
源氏物語はもちろんのこと、「あさきゆめみし」やドラマ大奥・NHK大河ドラマ「光の君へ」など時代劇が好きな方、そして着物が大好きな方にはともて気になる展覧会ではないでしょうか。
ぜひ、お着物をお召しになって、足をお運びくださいね。
ステキな空間で、源氏物語の世界を感じましょう。
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