20世紀最大の巨匠として知られる「アンリ・マティス」は、大胆で自由な表現を特徴としている一方で、紙をはさみで切って貼り付ける「切り紙絵」にも取り組んでいます。
そんなマティスの世界観を存分に堪能できる展覧会が、日本で開催されているのです。
そこで今回は、マティスの自由なフォルム展の見どころなどを詳しくご紹介していきたいと思います。
マティス自由なフォルム展の見どころポイントは?
それでは早速、マティス自由なフォルム展の見どころポイントを見ていきましょう。
マティス自由なフォルム展の所要時間はどれくらい?
マティス自由なフォルム展の所要時間は、普通に鑑賞するだけならばだいたい1時間半~2時間程度です。
音声ガイドなどを利用して鑑賞する場合は、もう少し所要時間に余裕を持たせた方が良いでしょう。
また、展覧会の楽しみの1つであるショップでの所要時間も加えると、30分程度多めに見て時間を考えていた方が安心です。
おすすめの見どころポイント
約150点のコレクション
マティス自由なフォルム展の最大の見どころとも言えるのが、約150点ものコレクションです。
このマティス自由なフォルム展は、日本での開催が約20年ぶりという事もあり、世界最大規模のマティス・コレクションを有しているポンピドゥー・センターが全面的に協力をしてくれて、この大規模なコレクション公開が実現しました。
特に、最初に紹介されているマティスの初期の頃の作品「アンリ・マティス【読書する女性】」は、1896年にマティスが国民美術協会展に初めて参加した際に出店した作品であり、非常に注目度の高いものとなっています。
また、日本では初公開となる「豪奢、静寂、逸楽」という作品もマティスの初期の頃の作品ですが、初期特有のタッチで描かれており高い評価を受けている作品です。
絵画、彫刻、切り紙絵全てが楽しめる
マティスは、絵画や彫刻・切り紙絵など多方面にその才能を発揮しており、マティス自由なフォルム展では絵画だけでなく彫刻や切り紙絵も楽しむ事が出来るようになっています。
彫刻では、「背中Ⅰ~Ⅳ」という作品が注目すべきで、見れば必ず圧倒されるはずです。
マティスの最高傑作「ロザリオ礼拝堂」
ロザリオ礼拝堂は、マティスの最晩年の最高傑作とも言われている作品です。
マティスが、1948年~1951年にかけて力を入れていた建築・装飾・オブジェなどの細部にまでこだわっている様子を堪能できます。
日本初公開「花と果実」
「花と果実」は、5枚のカンヴァスが繋がって構成されており、その大きさはなんと4×8メートルもあるのです。
来場者にマティスの切り紙絵への情熱を感じてほしいという願いから、本展のために修復を経て初来日する作品です。
鮮やかな色彩によって、まるでタペストリーのように壁面一面を覆っており、装飾的豊かさが伝わる作品となっています。
マティス自由なフォルム展のチケット情報
では次に、マティス自由なフォルム展のチケット情報についてご紹介していきたいと思います。
チケットの購入方法は?
まずチケットの購入方法ですが、下記の中から購入する事が出来ます。
・国立新美術館チケット売り場(前売り券の取り扱いはなし)
・オンラインチケット(ART PASS)
・美術館ナビチケットアプリ(オンラインチケット)
美術館ナビチケットアプリで購入する際は、「美術館ナビ」をダウンロードしてから手続きをします。
・イープラス:ファミリーマート店内のマルチコピー機で購入
・チケットぴあ:セブンイレブン店頭のマルチコピー機で購入
・ローソンチケット:ローソン、ミニストップ店内のLoppiにて購入
・セブンチケット:セブンイレブン店頭のマルチコピー機で購入
チケットを安く購入するには?割引やクーポン情報
2024年4月3日~8日は、高校生無料観覧日のため、学生証を提示する事で無料で鑑賞できます。
また、障害者手帳をご持参の方は、付き添いの方を1名含み入場無料となります。
また、キャンパスメンバーズ・ぐるっとパス所持者などは、割引引換券等を持参すれば該当のチケットが購入できます。
さらに、平日限定で入場者2名分がセットになったお得なチケットが購入できます。
当日券はある?
当日券は、2024年2月14日から販売開始されます。
マティス自由なフォルム展の混雑状況は?
さて、ここまで注目度の高い展覧会となれば、当然混雑状況が気になりますよね。
実際に、東京都美術館で開催された展覧会では、2023年8月頃は会期末という事もあり当日券や入場行列が激込みというコメントがSNSなどで発信されていました。
そのため、過去の混雑状況を踏まえて考えると、各予約開始前後は非常に混雑すると予想されるので、出来れば中途半端な時期に訪れると激込みという事態は避けられるかもしれません。
狙い目としては、金曜の夜や平日の午後などはおすすめです。
マティス自由なフォルム展の開催情報
では次に、マティス自由なフォルム展の開催情報について解説していきましょう。
開催期間と時間は?
マティス自由なフォルム展の開催期間は、2024年2月14日~5月27日までとなっています。
休館日は、毎週火曜日ですが4月30日は開館しています。
時間は、10:00~18:00(毎週金・土曜日は20:00まで)
開催場所と最寄駅情報
開催場所:国立新美術館の企画展示室2E
住所:〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2
最寄り駅:東京メトロ千代田線乃木坂駅 青山霊園方面改札6出口、東京メトロ日比谷線六本木駅4a出口、都営地下鉄大江戸線六本木駅7出口
駐車場はある?
美術館には、駐車場はありませんので、近くのコインパーキングをご利用ください。
近隣の駐車場はakippaが便利ですよ。私も結構使っています。
あとはこちらの特Pも。違う駐車場が出てくるので使い分けるのがおすすめ
外出先近くの空いている駐車場やコインパーキングを検索・予約!特P(とくぴー)
マティス自由なフォルム展のグッズ情報
では次に、マティス自由なフォルム展のグッズ情報をご紹介していきましょう。
展示会公式図録はある?
展示会公式図録はあります。
専門家による論文や解説が、日本語とフランス語で収録されており、切り紙絵の大作と呼ばれる「花と果実」を含む本店全出品作品161点のオールカラー画像となっています。
マティスが、生前作品の制作に向き合っている様子を記録した写真など、本展をより深く理解できるような作りになっています。
・価格:3,300円(税込)
・サイズ:B5変形、本文336ページ、ハードカバー上製本
・発行:読売新聞、国立新美術館
・監修:クロディーヌ グラモン、米田尚輝
📘図録のご紹介📘
専門家による論文・解説とともに、切り紙絵の大作《花と果実》を含む、全出品作品161点のカラー画像を掲載!
さらに、生前の #マティス の写真や、美しいヴァンス礼拝堂の写真も多数掲載したボリューム満点の完全永久保存版です✨#国立新美術館 #museematissenice pic.twitter.com/VPdlJkCR5m— マティス 自由なフォルム@国立新美術館 (@matisse2024) February 11, 2024
おすすめはグッズや購入方法
おすすめグッズは、下記のようなものが挙げられます。
・モレスキンノートブック「マティス展限定デザイン」:6,050円(税込)
・Tシャツ:花と果実4,950円(税込)、ブルーヌードⅣ4,950円(税込)、木(プラタナス)3,960円(税込)
・トートバッグ:マティスのサイン2,640円(税込)、ブルーヌードⅣ2,640円(税込)、木(プラタナス)1,650円(税込)
・マグカップ:2,200円(税込)
・ラップトップケース:4,180円(税込)
・角皿:各5,940円(税込)など
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🔈 図録・グッズの情報を公開!
\展覧会ホームページにて、「図録・グッズ」ページを公開しました✨
ボリューム満点の図録や、本展オリジナルのグッズを紹介しています🙌ぜひチェック✅してみてください!!
🔗https://t.co/Nx3rqEGLs6#マティス自由なフォルム #マティス展 #マティス… pic.twitter.com/ep1QihJPYS— マティス 自由なフォルム@国立新美術館 (@matisse2024) February 6, 2024
コラボ商品やスイーツは?
グランドハイアットのアフタヌーンティーブッフェ
マティス自由なフォルム展に合わせて、グランドハイアット東京では「花と果実」の着想による「スプリングアフタヌーンティーブッフェ」を開催します。
第1期は2024年3月1日~4月15日まで、第2期は4月16日~5月27日までとなっています。
花と果実特有の爽やかなカラーに着目した限定のブッフェで、ピスタチオや抹茶などをふんだんに使用したスイーツが楽しめます。
その他にも、美しいブルーのゼリーや、贅沢なセイボリーなど満足できる内容となっています。
ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ
館内のブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼでもコラボメニュが提供されています。
特にデザートは切り絵っぽくて雰囲気が楽しめますね。
#国立新美術館 の館内レストラン、カフェとのタイアップが実現✨#マティス の作品から着想を得たメニューの数々が登場します🍽️
3F「ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ」のメニューはこちら🔽
🔗https://t.co/uA9ln8gmQH#マティス自由なフォルム #museematissenice pic.twitter.com/ot4zCe5qJJ— マティス 自由なフォルム@国立新美術館 (@matisse2024) February 13, 2024
マティス自由なフォルム展に実際に行った人の口コミと感想
実際に行かれた方の口コミも上がってきているのでチェックしてみましょう!
楽しみにしてた #マティス展 !たくさんの美術品、種類も様々で本当に見ごたえがあって面白かった👀切り絵も絵も、人間味がでる線の感じがいいなと思いました。絵の色使いが面白くて好きです。人の動きや曲線美にもまた惹かれました。@matisse2024 #マティス自由なフォルム#matisse2024 pic.twitter.com/DocYd5Faqo
— ビータ (@dianthus_2) February 14, 2024
#マティス自由なフォルム#国立新美術館
ヴァンスのロザリオ礼拝堂の空間を再現。刻々と変化する光。
光の変化によって変化するイメージの違いに圧倒されました。#マティス展 pic.twitter.com/CBkoEUMDkG— ミワ (@miwamiwaart) February 14, 2024
ヴァンス礼拝堂のエリアは、床への映り込みが六本木を忘れさせる最高の演出でした!#マティス自由なフォルム pic.twitter.com/Ei3qMS6gN3
— TSUJI Yumi (@T_Yumi_00) February 14, 2024
見応えのある展示会で好評な口コミが多いですね。
まとめ
さて今回は、20世紀最大の巨匠として知られる「アンリ・マティス」のマティス自由なフォルム展について詳しくご紹介してみましたが、いかがだったでしょうか?
展覧会を隅々まで見ると、マティスが絵画や彫刻・切り紙絵を通して表現したかった思いを感じる事が出来ます。
オリジナルグッズや限定スイーツなども楽しむ事が出来るので、ぜひ訪れてみてくださいね。
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