こどもの日の初節句は何するか決めていますか?
雛人形や鯉のぼり、兜を用意して飾りつけ、豪華な食事を親戚一同で囲みながら自宅で過ごすのが一般的でしたが、コロナ禍になってからは外食やお取り寄せをする方も増えています!
そこで初節句のお祝いは何をするか、食事会を自宅でする方に向けて、取り寄せの種類やおすすめのお料理などご紹介していきます。
こどもの日の初節句は何するの?
そもそも節句がどういうものか皆さんはご存知ですか?
初めての節句は一つだけ注意しなければならないことがあります!
初節句は日付で決まっているため、日付が決まっていないお宮参りや百日祝いを迎える前に、初節句をお祝いするのは生まれたばかりのお子さんやママさんには大変なので、翌年に持ち越すこともあります。
体調を崩しやすい時期なので無理せずにすくすくと元気に育てることを、優先してください。
それでは、男の子と女の子の初節句について説明していきます。
女の子の初節句
3月3日は桃の節句(正式名称 上巳の節句)、日本では「ひな祭り」という言い方が一般的ですね!
お祝いには雛人形を飾るのが慣例です。
近年、雛人形はいろんな大きさや種類が増え、キャラクターものやとっても小さいものもあります。
段数は縁起のいい3段や5段、一番一般的な7段など奇数とされています。
マンションや賃貸でも飾れる小さい物が今はとても人気があり、吊るし雛を飾るのもコンパクトで購入する方が多いです。
吊るし雛人形は紙や布でできており、雛人形の他に花や果物、動物などを吊るして飾ります。
桜の花や菜の花、梅の花などとてもかわいく、まだ小さいお子さんも喜びそうですね!
また桃の節句ではちらし寿司やひなあられ、菱餅を食べるのが定番ですね。
それぞれ意味がちゃんとあるんですよ!
・海老…腰が曲がるまで丈夫に生きる
・豆…健康にまめに働く
・ハス…先を見通せるようになる
・寿司…「寿」を「司る」
色合いも可愛いちらし寿司は入れる食べ物もお正月のおせちと似ていますね。子供が食べやすいようにアレンジしても楽しいでしょう!
・白…雪の大地
・桃色…生命
・緑…自然の生命
となっています!
「あれ?4色じゃないの?」と思う方もいるでしょう。
実はひなあられは元々3色だったのです!
それぞれ3色をつなげると「白い雪の大地から新たな自然の生命が誕生して春を迎える」という言葉が生まれます。
菱餅も色もこれらの象徴を持たせたものなのでひなあられと同じく、「寒い冬を乗り越え春を迎え育っていく」という意味を持っています。
4色の場合は日本の四季を表しており、「一年を通して健康に育つ」ことを意味しています!
ひなあられは味付けも関西と関東で変わってくるので、お子さんが好む味付けを買うのがいいかもしれませんね。
男の子の初節句
5月5日は端午の節句、こどもの日は日本では祝日になっていますね。
ゴールデンウィークとも重なり、お出かけすら方もいるのではないでしょうか!
こどもの日は五月人形や鯉のぼりを飾る、ちまき、柏餅を食べるのが慣例です。
・五月人形
五月人形は兜や鎧のお人形で、厄を引き受け子供が健やかに力強く成長することを願って飾られるものです!
「鎧飾り」、「兜飾り」、「武者人形」の主に3つの種類があり、雛人形と同様にキャラクターや小さめのサイズなどのさまざまなものがあります。
かわいい木こりの五月人形もあり、近年は形にとらわれず自宅のインテリアとして使いやすい物を選ぶ方も増えています。
・鯉のぼり
皆さんは自宅で飾ったり、鯉のぼりを観に出かけたりしたことはありますか?
私は姉妹なので自宅で飾ることはありませんでしたが、幼い頃に祖父母に連れられて大きな川に大量に飾られた鯉のぼりを観に行ったことがあります。
とても壮観で今でもそのことを鮮明に覚えています!
そもそも鯉のぼりは、「これから起こる困難を突破し、立身出世してほしい」という願いが込められています。
中国の神話や伝説に登場する龍から起因されており、「竜門(黄河の上流にある急流)を登りきった鯉は龍になる」という伝説から日本でも出世や困難を突破する力があるとされました。
自宅で飾ると片付ける手間がありますが、小さめのサイズや使い捨てもあります!
子どもとの思い出にお出かけがてら鯉のぼりを観に出かけるのも、とても楽しい時間になりそうです。
・ちまきや柏餅など
ちまきや柏餅以外にもカツオや出世魚を食べる風習がありますが、やはり定番はちまきと柏餅でしょう!
ちまき
ちまきも中国から伝わった食べ物で、「忠誠心の高さ」を象徴されており、日本では武士が戦場に携帯食糧として持っていった食べ物でもあります!
忠義ある子供に育つようにと、こどもの日に食べられるようになりました。
柏餅
柏とは餅を包んでいる葉のことで、冬になっても葉をつけたまま新芽が芽吹くまで落ちることのない特徴を持つ植物です!
神事でも使われる縁起物で新たな命が生まれるまで、死ぬことのないようにという意味がありこどもの日に食べられるようになりました。
初節句のお祝いの食事会は自宅でする?外食がいい?
お祝いの食事会を自宅か、それとも外食か、迷う親御さん方は多いでしょう。
ハッキリ言ってしまうと
「どちらでもいい」
というのが結論です!
お祝いの食事会は、お飾りやお祝いをいただいたお返しや子どもの健やかな成長を願うためという意味合いがあります。
当日にお祝いができなくても大丈夫ですし、自宅でこぢんまりお食事をするのも問題はありません。
自宅で行うなら食事の用意・片付けやお招きするための部屋の片付けなどの手間はありますが、こどもも親御さんも何かあっても安心して過ごすことができます!
親戚にあって人見知りをして泣いてしまっても、粗相があっても自宅なら対応に困りません。
食事は手作りして子供も食べられる物を作るのもいい思い出になりますし、お取り寄せして用意・片付けを手短に済ませる方法もあります。
逆に外食は食事の用意・片付けの心配は一切なく、部屋の片付けもしなくて済みます!
ただ子どもに理解あるお店でも、親御さんたちは泣きじゃくる子供や駄々をこねる子供たちを目の前に気負ってしまいます。
気にしなくても気になってしまうのは仕方ないことです!
外食をするなら個室を選び、何かあっても周りのお客さんの目を気にせず食事をすることもできるのではないでしょうか?
一番は子どもや親御さんの心身を優先に考えて、やお招きする親戚の多さや用意したいお食事などを考慮し、自宅または外食のどちらにするか決めるのがいいでしょう。
初節句の食事会の費用は誰が払うもの?
親ならが一度は考えるのではないでしょうか
「食事会、誰が払う?」
これに誰が払うべきかに決まりはありません!
一般的にはお飾りやお祝いの品を頂いたお返しの食事会なので、パパとママさんが払うことが多いです。
ですが地域や各家庭により異なっていることも多く、
・母方の両親が雛人形を父方の両親が五月人形を贈る
・両親たちから食事会の費用を負担
・食事会を両親たちと折半
などがあるようです。
私は祖父母の実家に帰省したタイミングでプチ旅行に連れて行ってもらいました!
鯉のぼりを観たり、少し豪華な食事をしたりとかなり有意義な時間でしたよ。
両親は食事だけでも負担したいと言っていましたが、祖母が頑なに聞かなかったので全て祖父母が負担しお小遣いまでもらっていました。
各家庭によって本当に違うのでどうすればいいか困るとは思いますが、自分や親戚たちとしっかり話し合って前もって決めておくと安心でしょう。
また「支払わせて!」と言われた際は再度確認をして、それでも気持ちが変わらなければ甘えてもいいかもしれせんね。
かわいい孫にはお金をかけたくなるものらしいですよ!
初節句のお料理をお取り寄せするならこちら!
お食い初め食器セット
すべて国産の材料なので、安心安全ですね。
「冷凍とは思えないくらい美味しい」と大好評の祝い善です。
必要なものは全て揃っているので、何をそれ得ればいいか分からないという人にはおすすめの御膳ですね。
伊勢神宮外宮奉納 お食い初め膳 爛々
日本では、古くから人々を引きつける伊勢神宮。
伊勢神宮は、日本人の心の故郷とも言える場所で、伝統と歴史が息づく神社です。
天皇家の祖先が祀られている格式の高い場所として知られていますね。
外宮では、豊受大神が祭られていて衣食住やエネルギーなど、私たちの生活や産業に関わるさまざまな恵みを与えてくれる神様です。
そのため、赤ちゃんの健やかな成長を祈り、神様にお供えすることも行われています。
そんな伊勢神宮に奉納した縁起のいい祝い善はいかがでしょうか。
まとめ
節句は子供の健やかな成長を願う行事です!
日本の季節や文化に触れる大切な物でもあります、お雛様や鯉のぼり、五月人形や縁担ぎの食事を用意して、楽しみましょう。
食事会の開催場所や金銭の負担は決まりがありません、お互いに尊重してた子供のお祝いぐらいは甘えてもいいかもしれませんよ。
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